昔話
むか~し、むかし、
あるところに・・・・・・
って、こう言うお話ではなかったんだ(冷や汗)
前記事の美味しそうな冷たいスイーツの写真を、
「ああ、おやつに食べたいなあ」と思いながら見ていました。
そう言えば、子どものころはこんな洒落たおやつなんてなかったなあと
思い出しながら、むか~しむかしの「おやつ」のことを。
71才の私の子供のころと言えば、もう60年以上も前のことになります(苦笑)
地域性や年代の違いがありますが、
当時はおやつなんてものは、ありませんでした(我が家だけではなかったはず)
腹を空かした子供たちは、季節ごとの生り物が熟れるのを楽しみにしていました。
今の季節なら、
青梅・グミ・草イチゴ・枇杷・桑の実などでしょうか。
我が家の物、他人様の物の区別なく捥いで食べては、お腹を満たしていました。
桑の実
童謡「赤とんぼ」の二番の歌詞に「山の畑の桑の実を 小篭に摘んだはいつの日か」と
当時は養蚕が盛んで、桑の木が沢山ありました。
茱萸(グミ)
大概の家には植えられていました。
枇杷(ビワ)
こちらもほとんどの家で植えられていたような気がします。
草イチゴ
あちこちの野原にいしていて、格好のおやつでした。
同じようなところに蛇イチゴと言うのがありましたが、こちらは食べられません。
山桜桃梅(ゆすらうめ)
今は殆ど見なくなりましたが、これもよく見かけていました。
今の子供さんたちがこれらを見ても、食べられることすら知らないでしょうね。
どこかで見かけたら、一度口にしてみては?
ご両親やおじいちゃん・おばあちゃんとの会話ツールとして、使えるかも(笑)
あらあら、
とんだ長話になってしまい、申し訳ございません。
そう遠くないむか~し、むかしのお話でした。