朔風払葉
きたかぜこのはをはらう、と読みます。
二十四節季「小雪しょうせつ」次候です。
先人は、一年を四つの季節に分け、更に二十四に細分し、
なお七十二の季節に分け、それを目安に生活をしていました。
このことは、地球温暖化が言われる現在にも通用するものがあります。
「朔風払葉」
朔風とは、冷たい北風のことです。
冷たい北風が、木々の葉を落とすこの季節に当てはまりませんか?
↑ 一週間前は、こんなにきれいに黄葉していましたが
↓ きょうは、こんなに散っていました
樹下に散り敷いた落葉が、黄色い絨毯を作っています。
自然を愛し、季節の移ろいとともに生活してきた日本人のDNA、
しっかり繋げていきたいものです。